タニタの左右部位別体組成計 「RD-800」の良いところ
タニタの左右部位別体組成計 「RD-800」は、体重、体脂肪率、BMI、筋肉量、筋質点数、体水分率、内臓脂肪レベル、MBA判定、基礎代謝量、推定骨量、脈拍数などのありとあらゆるデータを収集する日本製の体組成計。測定項目数は26項目におよぶ。
体組成計は手で持つタイプの方がより正確な数値がでると言われる。また、RD-800は四肢の状態が左右別でわかるのでトレーニング目標が立てやすい。また、筋肉の質やつき方のバランスを比較して、どれくらいアスリートの筋肉特性に近いかを判定してくれる。
「RD-800」の機能
測定データはスマートフォンアプリに集約
Bluetooth通信に対応しており、iPhone、Android端末にデータを転送できる。
スマートフォンアプリ「ヘルスプラネット」で測定結果を全て記録することでデータを経時的に捉え、自身のトレーニング成果を時系列に表示。体重、体脂肪率、筋肉量、筋質点数などの各指標はデータやグラフで閲覧することが可能だ。
全身を詳細に分析
医療分野で主流となっている「高周波」「低周波」2つの周波数(デュアル周波数)でからだを測定することで、細胞レベルの変化・個人差を反映した分析が可能になり、体脂肪率や筋肉量などの体組成がより高精度に分析。全身と5つの部位ごと(左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部)の脂肪率、筋肉量、筋肉スコアを測定する。
さらに両腕・両脚はそれぞれ筋肉の質を指標化した「筋質点数」も測定。部位ごとに現れる競技特性や個人差をしっかりと反映した測定を行うことで、からだの状態に合わせたトレーニングメニューを構築し、一歩進んだボディメイクが可能になる。
世界初、 部位別筋質測定
タニタは加齢や運動習慣により筋肉の状態は常に変化している「筋肉の状態」を筋質と呼び、「筋質点数」として点数指標化する。
RD-800では、デュアル周波数測定と8電極式の測定技術で、世界で初めて「筋質点数」の部位ごとの測定が可能になった。
脈拍測定アルゴリズムを新たに開発
RD-800では脈拍測定専用のアルゴリズムを新たに開発し、タニタの体組成計で初めて脈拍の測定機能を搭載。
アプリ「ヘルスプラネット」では、測定した平常時の脈拍数から自動的に「運動時目標脈拍数」を算出・表示。心肺能力に合わせた、最適で質の高いトレーニングの実現をサポートする。
あなたは「アスリート」になれるか?
いわゆる“アスリート”は、水分、電解質の多い組織である「筋肉」が豊富で、筋繊維が太く、筋肉細胞の特性も運動習慣のない方とは異なることが研究で明らかになっている。
MBA判定は、1,000人を超えるアスリートデータと、筋肉の質やつき方のバランスを比較し、あなたがどれくらいアスリートの筋肉特性に近いかを4つのタイプに分けて判定。
※MBA(My Body Analyzer)判定・・・筋肉の特性と筋繊維の電気的性質、細胞内液・外液のバランス、部位別筋肉バランス等から、からだを統計的に評価したもの。
起動の仕方は便利な2タイプ
1. スマートフォンからの起動
手元にスマートフォンがあれば、アプリからの起動・測定でシームレスなデータ連携が可能。
2. 操作がいらない「Vピタ」機能
電源を入れ、グリップを持って乗るだけで誰が乗っているか認識する「Vピタ」機能を搭載しているので操作は不要。測定データは 1つの登録IDに対し10件まで本体に蓄積され、後からスマートフォンアプリに転送できる。
総評
高価ではあるが、スポーツに取り組んでいる人にとって、とても参考になるデータになるだろう。スマートフォンとのBluetooth連携も簡単である。
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