広島県の方言
テレビのドラマで広島弁を聴くこともありますが、違和感を感じることが多いです。きっと、小さい「ぁ」や「ぉ」の部分の微妙なアクセントなのだと思います。
いけん
使い方 「そんなことしたらいけんじゃろぉがぁ。」
「そんなことをしてはだめですよ。」
いたしい
使い方 「こりゃいたしいのぉ」
「これは難しいな。」
いなげな
使い方 「何いなげな事を言いおるんや。」
「何を変な事いってるの。」
いぬる
使い方 「もう、わしゃいぬるで。」
「もう私帰ります。」
いらう
使い方 「おまえさわんなや。」
「君、さわらないで。」
うち
使い方 「うちのこと好きなん。」
「私のこと好きですか。」
えっと
使い方 「今日はえっと儲かったけん、帰るで。」
「今日は沢山儲けたから帰るね。」
がめる
使い方 「お前何がめおるんや。」
「君、なんで盗ってるの。」
かもう
使い方 「お前あんまりかもうなや。」
「君、あんまりからかいなさんな。」
かる
使い方 「ちょっとかるで。」
「少し借ります。」
こう
使い方 「はよ~こうてこいや。」
「早く買って来なさい。」
しよる
使い方 「今勉強しおるんじゃけぇ。」
「今勉強しているところです。」
しんさい
使い方 「はよしんさいやぁ、遅れるじゃろうが。」
「早くして。遅れますよ。」
じゃけぇ
使い方 「じゃけぇのぅ」
「だからね。」
じゃろ
使い方 「そうじゃろ、これでいいんじゃろ。」
「そうでしょ、これでいいんでしょ。」
じゃ
使い方 「ほんまじゃ。」
「ほんとうだ。」
そがいに
使い方 「そがいに言うても困るでわしゃ。」
「そんなに言われても困ります私。」
たちまち
使い方 「たちまちこれでええかいの?」
「とりあえず、これでいいですか?」
たいぎい
使い方 「今日はたいぎいのぉ。」
「今日はしんどいな。」
たう、たわん
使い方 「わたしゃあ、あそこにはたわんで。」
「私はあそこには届きません。」
ちいと
使い方 「ちいとでええけん。」
「少しでいいから。」
ちびる
使い方 「こんなにちびてしもぉ~た。」
「こんなに減ってしまった。」
なんぼう
使い方 「これ、なんぼうかいの?」
「これ、おいくらですか?」
にがる
使い方 「腹がにがるわ~。」
「腹がえぐるように痛むよ。」
ねぶる
使い方 「おまえ、鉛筆の先をねぶんなや。」
「君、鉛筆の先をなめるなよ。」
はがええ
使い方 「あいつは、はがええのぉ。」
「あいつ歯がゆいな。」
はしる
使い方 「足がはしっていけんわ~」
「足がヒリヒリ痛んでいかんな。」
はぶてる
使い方 「お前、そがいなことではぶてなや。」
「君、それくらいのことですねるなよ。」
ばり、ぶち
使い方 「こればりええの。」
「これはすごくいいね。」
使い方 「これぶちええの。」
「これめちゃくちゃいいね。」
ふうがわるい
使い方 「そんなことしてたらふうがわるいわ。」
「そんなことしてたら体裁がわるいよ。」
ほんじゃぁ
使い方 「ほんじゃあ、またの。」
「それじゃ、また。」
ほうじゃのぉ
使い方 「ほうじゃのぉ、おまえのいうとおりじゃ。」
「そうだね。君の言うとおりだね。」
みやすい
使い方 「おお、これはみやすいわ。」
「おお、これは簡単だ。」
むつこい
使い方 「なんか、これむつこいのぉ。」
「なんか、これ味がしつこいね。」
めぐ
使い方 「お前、それめぐなよ。」
「君、それ壊さないでよ。」
やねこい
使い方 「今回はやねこいで。」
「今回は難しそうだ。」
ようけぇ
使い方 「ようけぇ持って帰りんさい。」
「沢山持って帰りなさい。」
わや
使い方 「もう、なんもかんもわやじゃ。」
「もう、何もかもが滅茶苦茶だ。」
~じゃろ
使い方 「そうじゃろ。そうじゃろ。」
「そうでしょ。そうでしょ。」
~じゃ
使い方 「これはわしがやるんじゃ。」
「これは私がやるんです。」
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